湿気と暑さによる体調不良とその対策
東洋医学では、湿気と暑さは性質が違い、体に及ぼす影響にも違いがあります。
湿気とは?
湿気とは湿邪と言い、体に湿気が溜まることにより、体が重く、関節や筋肉が動かしにくくなります。
むくみなども湿邪の影響です。湿邪は体に溜まりやすく、慢性的な疲労感を感じます。
また、ひどくなると、水毒と言って、頭痛やめまい、頻尿などの症状が現れます。
東洋医学でいう、脾(消化器系)と関係が深いので、食欲不振や胃腸の具合が悪くなったりします。
暑さとは?
暑さは暑邪、熱邪と言い、体に熱が過剰に溜まって、熱感や乾燥、多汗、便秘などの症状が現れます。熱の入る場所によって症状も異なってきますが、ひどくなると不眠や意識障害が起きます。
東洋医学でいう心と関係が深いので、心拍数が上がって、呼吸が乱れます。
湿邪の対策
湿邪の対策として、胃腸を守るため、暴飲暴食を控え、消化の良い温かいものを頂きましょう。体内を冷やさず、利尿作用のあるウリ類(スイカやキュウリなど)や緑茶、カリウムを含むバナナやアボカドなどを頂くのも効果的です。
暑邪、熱邪の対策
暑邪、熱邪の対策として、1番は体を冷やさないといけません。ニガウリ(ゴーヤ)やピーマンなど、心が好む苦い食べ物や暑い国の食べ物や飲みであるトマトやコーヒーを頂くのが良いです。
鍼灸、マッサージ施術の効果
また、鍼灸、マッサージ施術は、湿邪や熱邪による不調を改善するための効果的な方法です。
マッサージ施術でだるいむくみを軽減しつつ、鍼灸施術でお身体をリラックスさせ、自然治癒力を高め、季節の変わり目などの体調変化に対応できるお身体作りをサポート致します。
鍼灸施術は、見た目ほど痛くありません。安心してお受け頂けます。