GID(性同一性障害)学会からGI(性別不合)学会へ
新しい名称への移行
最近、私が所属している「性同一性障害学会」(GID)が「性別不合学会」(GI)に名称変更されました。この変更は、性別に関する認識や理解が進む中で、より適切な表現を採用するための重要な一歩だと感じています。
現在までの性同一性障害(GID)という名称
以前の「GID」という名称には「障害」という言葉が含まれており、多くの人々に誤解を招きやすく、否定的なイメージを与える可能性がありました。これは、当事者の方々が社会の中で感じる困難やストレスをさらに増幅させる要因となり得ました。
実際、「私は障害者なんだ・・・」と悩まれて、余計に精神や体の負担になっているな~と思われる方々もご来院頂いております。
性別不合学会(GI)という新しい名称
「性別不合学会」(GI)という新しい名称は、性別に関する多様な経験をより正確に反映し、当事者の尊厳を尊重するものです。この名称変更は、社会全体が性別の多様性を理解し、受け入れるための重要なステップといえます。
この新しい名称が、本当に悩んでいるLGBTQさんにとって、ショート、ロング、ボブといったヘアスタイルの様に(日本髪やちょんまげ?しかなかった昔とは違って)自然に自分を表現できるようになれば良いな~と願っています。
本院での取り組み
私の鍼灸院でも、性別に関する多様な背景を持つ方々が安心して施術を受けられる環境を提供することを大切にしています。
お薬を使われることによるお身体の不調、手術後のケア、また、お化粧しなくても綺麗な地肌を維持できる施術もお受けできます。完全予約制プライベート鍼灸院なので、気兼ねなくのんびりと過ごして頂けます。
今後もALLYとして、LGBTQさんの健康や美容を支援させていただきます。